国際歯科学会(3)
続いて、もうひとつの会場、ANAクラウンプラザホテル富山の様子です。
こちらも「3:1」タイプのスクリーンを設置する予定でしたが、
スクリーンの重量が会場の美術バトンの耐荷重を超えることが直前に発覚。
急遽、「16:9」タイプのスクリーンに変更することとなりました。
こちらは、400インチ・画面比率16:9のスクリーンとなりましたが、
「9.0m×5.1m」と、国際会議場とほぼ同等のサイズ。
ステージの高さやイスを設置することを考慮し、実際の映写サイズは
ひと回り小さいサイズに止まったものの、会場の広さを考慮すると十分でした。
とはいえ、16:9タイプのスクリーンに3:1の映像を映写すると、スクリーンの上下に
隙間ができるため、ひと工夫を加えました。
セッション名、演者の写真、講演タイトルを一画面に合成しています。
当初、3:1スクリーンを設置する予定であったため、
各講師には「3:1の画面比率でスライドを作成すること」と事前に依頼しておりました。
この一方で、4:3や16:9のサイズで講演データを作成されるイレギュラーな事態を想定し、
これに対応できるように準備をしておりました。
今回はスクリーンサイズとの兼ね合いで結果的に画面合成を行うこととなりましたが、
イレギュラーなサイズのスライドに関しては画面を合成させず、以下のようにスライドを
大きく表示することを優先しました。
こちらの会場も輝度20,000ルーメンのプロジェクターを使用。
国際会議場と同様に、フルハイビジョン&デジタル回線で鮮明な投影を実現しております。
直前の変更が生じたことは大きな反省点でありますが、実際の映写においては、
こちらの会場も問題のない講演環境を整えました。
(続く)