Zoom画面共有におけるピットフォール

久々にZoomの話題です。
最近では、Zoomを利用して学会発表を行う事例も増えてきました。
先日、ある学会において接続リハーサルを行なったとのことですが
「Zoom画面共有機能を使ったところ、コマ落ちやフリーズが頻発した」
というトラブルについてご相談をいただきました。

Zoomを利用する際のシステム要件は、公式サイトに記載されています。
接続する回線については、一般的な光回線であれば十分対応できます。
大学からの接続とのことでしたので回線速度の問題とは考えにくく、
今回のトラブルの原因をパソコン本体の性能に求めてみます。

  私見ですが、重要な場面でビデオ会議アプリケーションを利用する時は
  より安定した接続環境を整えるためにも有線LANでの接続を推奨します。
  最近は有線LAN端子のないノートパソコンも増えてきましたが、
  変換アダプタなどをご準備ください。

推奨されているシステム要件は以下のとおりです。
 プロセッサー:デュアルコア2GHz以上(i3/i5/i7またはAMDと同等)
 メモリ:4GB
ビデオ通話であれば、これで十分です。

公式サイトではこのような記載があります。(下線は筆者にて追加)
 Zoomの動作要件
今回のご相談のポイントになるのは「画面共有」ですが
ラップトップで最適な画面共有パフォーマンスを得るには、
 クアッドコアプロセッサー以上をお勧めします」
という注意書きがあります。

よって、ノートパソコンでZoomの画面共有を利用するには、
 プロセッサー:Intel Core i5以上もしくはAMD RYZEN 5以上
        クアッドコア 2GHz以上
 メモリ:8GB以上
当社としては、このような性能を推奨します。

Zoomでは、このほかにもCPUの性能で受けられるサービスが異なります。
その一例が「ギャラリービュー」という多数の参加者を一画面に表示する機能ですが、
Core i5以下では同時に25人までしか表示されません。
これがCore i7以上になると、同時に49人表示できるようになります。
 ギャラリービュー機能


Zoomに限りませんが、記載されているシステム要件は「最低限」と考え、
アプリケーションを快適に使用するためには、それを上回る性能が必要とお考えください。

結論としては「性能の高いパソコンをご用意ください」となった感もありますが、
今回の投稿がお悩みの解決に役立てば幸いです。

次回は、使用しているパソコンとCPUの仕様ととメモリ容量を確認する方法をご紹介します。